ペレヴォード・ロシア語翻訳事務所

ロシア語専門翻訳事務所”ペレヴォード”のオフィシャルHPです。ロシア語・日本語の翻訳事業の他に、両国間の人々の交流の懸け橋となるべく、様々な事業活動を行っています。当事務所では、ロシア語に対する深い知識を持つスタッフが沢山います。ロシア語翻訳に関するお問い合わせは、是非こちらまで。⇒perevod.russian@gmail.com

所長旅行記② ウズベキスタン

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みなさん、こんにちは。
 
今日は、私が2008年5月にウズベキスタンの首都タシケントを訪れた時の写真をアップします。
それを最後に、今日まで同国を訪問したことはなく、気が付けば、もう随分行っていないなあ、という感じです。
 
それ以前は、割と頻繁にこの国を訪れることがあり、初訪問の2000年3月から、2001年、2002年と毎年訪問し、タシケントからバスでヌクスまで行ったこともあります。
しかしあいにく、当時持っていた写真データをPCごと紛失してしまい、当時撮ったたくさんの写真はもう手元にありません。
 
なので、2008年が、唯一写真の残っている訪問であり、懐かしくこの国を思い出します。
旧ソ連国ですが、どこかアジアの人懐こさがあり、町や人々に妙に馴染む感覚があったように思います。
 
一方で、汚職や政府腐敗の最もひどい国としても、ウズベキスタンは常に世界で上位に入る国です。
ソ連からの独立から現在まで、同じ大統領が続いています。
カリモフ大統領とその家族の専制は、軍事政権や圧政ではないですが、市民に富が行きわたらないという点では、やはり非難は避けられないところでしょう。
 
ウズベキスタンが、政治と社会制度共に近代化し、民主化される日が来ることを願うばかりです。
 
なお、ちなみに、写真の中でタクシーと交渉しているのが、7年前の私です。

エリカのつぶやき

皆様、またまた大変ご無沙汰しております。
エリカです。

新年明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。

ブログ担当でありながら、しばらくまたアップもせず、大変失礼致しました。
さすがに、他の同僚から言われちゃいました。
ブログ活動、終わったの?と。。。

また、前回のように、日本を離れていた訳でもございません。
しっかり日本に存在しておりました。笑

なぜご無沙汰だったかと申しますと、翻訳の仕事に忙殺されていたからです。
おかげさまで、ここのところの翻訳事業は大盛況!事務所のスタッフ数も限られているので、まあ仕事が片付かないこと、片付かないこと。
と言うのは冗談ですが、年末に突如不条理な休暇を取るもんじゃないですね。

当事務所の良いところは、所内の風通しの良いところ。スタッフも気さくな楽しい人ばかりで、自分で担当業務に責任が持てるなら、休暇の取得は基本的に自由です。
私もこれまでお客様と約束した原稿納期を遅れた事は今まで一度もありません!(幸いながら^_^)
なので、大変なんです、今が!

今年に入って、毎日残業続き。
ロシア、ウクライナ問題で、ロシア語需要は大きく低下するのでは、という懸念はなんのその。なんでしょう、この忙しさ!
まあ、幸せな事ですが。

では、最後に私の大好きな湘南の景色をアップします。
ここを散歩すると、この狭い日本社会で疲れ切った心と身体がホントーに癒されるんですよね〜。f:id:perevod:20150114124912j:plain

所長旅行記① アゼルバイジャン

明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願いします。

 

今年からは、少し昔のことも振り返って、過去に訪れたことのあるCIS諸国の写真をアップしていきたいと思っています。

もしご興味がおありの国があれば、幸いです。

 

これは確か、2008年の5月くらいだったと思います。

アゼルバイジャンの首都、バクーを訪れたときの写真です。

大きな塔は、「乙女の望楼」という名の観光名所。町には、至る所に移籍の跡が見られました。

 

アゼルバイジャンは、火の都。

今も石油が採れる産油国ですが、昔、地面から立ち上る炎を見て、火を神聖視したゾロアスター教(拝火教)が生まれたと聞きました。

 

旧ソ連から独立した国の一つですが、人々はどこかトルコ人に似た褐色の肌を持ち、人懐こい人たちでした。

今から6年以上前ですが、ブランドショップや衣服のチェーン店が並ぶストリートがあり、そこで下着を購入したのを覚えています。

 

あれ以来、行く機会がないのですが、今のバクーは、この世界的原油安でどのような影響を受けているのでしょうか。

今年あたり、再訪してみたいなあと考えています。

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所長のつぶやき③ プーチン大統領~最も影響力のある人物?(フォーブス誌)

皆様、ご無沙汰しております。渦巻です。

 

気が付けば、早くも年の瀬、今年も色々ありましたが、皆様のおかげで何とか乗り切ることが出来ました。

皆様は、どのように今年を振り返り、年の瀬を迎えられるのでしょうか。

 

さて、私的な用事で、約1か月前に突然日本を発ち、モスクワへ行っておりました。

今年のロシアは暖冬のようで、この時期珍しく、雪も殆どありません。相変わらずのルーブル為替乱降下、原油安で、国内の物価はまた酷く上がっているようです。

モスクワの人々の顔も、どこか暗く、アルバート通りの人影もいつものこの時期より疎らだったような気がします。

 

まさか、1か月も滞在するとは、出発するときは露ほども思いませんでしたが(ロシアだけに)、仕事をほっぽりだし、どうしても行かざるを得ない理由があったのです。

 

さて、話は変わりますが、モスクワ滞在中の外資系ホテルのロビーで、面白い記事を読みました。

フォーブス誌の記事ですが、「2014年で国際的に最も影響力ある人物」なるもので、何故かプーチン大統領が1位に挙げられていたのです。

 

私には、「影響力」というより、何かと世界のメディアを騒がせているのは確かだが、故意にというより、状況が常に渦中の人物でいさせられ続けた、といった印象がぬぐえません。

 

ウクライナ問題に始まり、歴史的なルーブル為替急降下(年余に比べ、約40%も下落)、原油安による産油国経済の低迷、冬季オリンピックも終わったのに、今年何かとロシアの話題が絶えなかったと思います。

そして、私の記憶が確かなら、こんなに世界中でロシアが年中注目され続けるなんてことは、殆ど無かったのではないかと思います。

 

そんなロシアなので、今年は、英語に翻訳されたプーチン大統領のインタビューや演説(日本では日本語へ)が、世界中のTVニュースで流れることもしばしば。

国内では難しい立場に立たされていることは確かですが、世界中で有名人になったことだけは確かです。

 

プーチン大統領の第1次政権時の国民支持率の高さは、多分にロシア経済好調の追い風があったことは誰も否定出来ないところだと思いますが、現在は全く逆の状況です。

こういう時こそ、大統領の手腕が求められるところ。

このままOPECとアメリカの駆け引きが長引き、原油安が続けば、ロシアはますます厳しい状況に追い込まれると思いますが、何とかこのまま無粋なことが起こらず、来年を進んで頂きたいものです。

 

最後になりましたが、今年も大変お世話になりました。

来年また、元気に皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

簡単ですが、年末のご挨拶とさせて頂きます。

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久しぶりの日本!

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こんにちは、エリカです。

 
みなさま、長らくご無沙汰しておりました。
ブログを立ち上げたかと思ったら、急に長い沈黙。
それもそのはず、急なことでスタッフの殆どが日本を離れていた為です。
 
所長は急用でモスクワへ飛び、今日帰国しました。
クリスマスイブに帰ってくるなんて、何とロマンチックな事でしょう。
実際には、用事が済んだから、直ぐにそのまま帰って来たとのことですが。
極端なルーブル安、ウクライナ問題、原油安などで注目を集める渦中のロシアを見てきたそうです。
モスクワの市民生活は至って普通とのことですが。
 
私自身は、ちょっとスウェーデンストックホルムに行っておりました。
そう、あのIKEAスウェーデンH&Mスウェーデンです。
 
実は、ロシア人の父が今、仕事であちらに住んでおりまして、思い立って、ちょこっと会いに行ったのです。
父は、突然の私を温かく迎えてくれました。
そこで、ほんの数日のつもりが、父娘二人の生活がズルズル続き、2週間も滞在してしまった訳です。(反省)
 
では、気を取り直して、これからは仕事に集中したいと思います!
日本は年の瀬になりますが。
 
では、これからも翻訳事務所ペレヴォード、ヨロシクです!
 
P.S. 実は、私自身、スウェーデンは初だったのですが、私の名前エリカって、この国じゃ珍しくないんですよ。なので、今回、たくさんのエリカさんにお会いしました!
なんと、一度だけ、スウェーデン人と間違われて、スウェーデン語で話しかけられたこともあります!もちろん、私はスウェーデン語は全くできませんが…(笑)

所長のつぶやき② ロシアの二重苦に遠き国から想うこと

ルーブルの下落が凄いですね。
 
ウクライナ危機に端を発し、ヨーロッパ諸国との緊迫した状況の中、仕方ないような気もしますが、世界の原油価格も下がっている為、ロシアにとっては非常に厳しい局面になっています。
 
石油等の天然資源に頼りがちなロシア経済にとって、まさにダブルパンチといったところでしょう。
 
ところで、ちょっとマニアックな話になりますが、ロシアで取れえる天然ガスをヨーロッパへ供給(販売)する場合、通常はこれまでウクライナを経由して供給しており、今回のウクライナとの問題で、ヨーロッパ諸国はこの天然ガスの供給に大きな不安を覚えたことは想像に難くないでしょう。
そして、日本でもこのヨーロッパ情勢は大きく報道され、ご存知の方も多いはず。
 
今日は、そこらへんの最新事情を入手したので、そちらを1つ。
 
ウクライナとロシアは、現在このガス供給価格でももめており、その後ろに続くヨーロッパへの供給も不安定になりがちです。
よって、ロシア側は、「サウス・ストリーム・パイプラインプロジェクトなるものを計画していたのですが、それも暗礁に乗り上げている様子。
 
このプロジェクトは、トラブルの多いウクライナを迂回して、ロシアから黒海をくぐり、ブルガリアを経由して更にヨーロッパ諸国へと伸びる天然ガス回廊を建設するという計画です。
 
しかし、どうやらブルガリアや、その他のヨーロッパ諸国からも反発を受けており、プーチン大統領はなかなかこの天然ガス問題に打開策を見出せない模様。
 
プーチン大統領は、何かと世界の目の敵にされがちですが、こういう難局に立たされ、苦しい立場だということも垣間見えます。
 
ルーブル安・原油安という、この2重苦を乗り越え、ロシアに安定と平穏な日々が来ることを願っています。